「この会社は顧客目線のサービスを展開しておりうんちゃらほんちゃら」
「こちらの製品は顧客目線でうんちゃらほんちゃら」
「御社への志望動機は顧客目線でうんちゃらほんちゃら」
みたいな話をよく聞くかと思います。
じゃあなんで企業は顧客目線でやる必要があるのですかね、
企業のほうがその商品やサービス詳しいんだから提供する企業目線でやればええやんと思うのですが、「なるほど顧客目線だと儲かるのね」と思った話がありました。
最近menuというフードデリバリーサービスがクーポンをたくさん配っているのでよく使っています。(Uber Eatsみたいなサービスです)
美味しい店がけっこうあってオヌヌメです。(良かったら紹介コード使ってね!)
まだできて間もないサービスなんでクーポンをたくさんバラマキしてます。
フードデリバリーmemu‼️🍳😋
— ちびうさ🐰@無給兎ブロガー ( ³_³ )💜 (@chibiusachi) 2020年12月26日
紹介された人は2,000円分のクーポン、紹介者は10000円分のクーポンが貰える紹介者側がやたら美味しいキャンペーンやってます😂
是非紹介コード使ってください!
はっきり言って紹介してるワイが美味しいです( - ̀ω -́ )✧キリッ
↓
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初回登録で1000円クーポンが2枚貰えるんですが、
そりゃせっかく注文するなら1000円クーポンを使いたいじゃないですか、
でもこのクーポンは商品代金が1500円以上じゃないと使えないんです。
んで実際使おうと商品見てみると
「お!ここの料理美味しそう!いくらかな?」
と思った商品が1300円とか1400円とかで、1500円以上に金額調整したくても他の料理も全て同じような価格設定のためクーポンが使いにくい。
せっかく美味しそうな料理だけどこの店舗の料理の購入は諦めよう!
ってなってしまったことがたくさんあります。
一方で確実にmenuってアプリのクーポンの仕組み分かってるなって感じで商品ラインナップと値段設定をしている店舗もけっこうあって、
料理の値段が1500円とか1520円みたいな一撃でクーポン使える価格になってたり、
1500円以下の料理についても有料のトッピングにかなりバリエーションを持たしてたり、安めのサイドメニューをいくつか用意していて1500円以上に調整しやすくしている店もあります。
しかも前は1420円くらいだった料理を最近1500円に変更している店があって確実に狙ってるなと思いました。
(そういうお店は料理の写真とかも美味しそうに見えるように撮っていたり料理の説明文も分かりやすい)
ちょっとしたことだけどサービスを使う顧客がどうやったらオーダーしやすいか考えて価格設定や料理ラインナップ、写真を掲載している、
なるほどこれが顧客目線か!!
ぴったし1500円!たしか前はもうちょい安かったのにクーポン使いやすい金額に変えてる!
トッピングで1510円にできるようにしてる!
有料トッピングで金額調整できるようにしてる!
顧客目線で価格設定しているお店
menuはクーポンバラマキしている
⇒初回ユーザーはまずクーポンを消費したい
⇒クーポンを使いやすい価格にする
⇒クーポン使って買ってもらえる(儲かる)
⇒なんやったら本来1450円の商品をクーポン使えるように1500円にしてたり、
金額調整用のトッピングなんて利益率高いから普通の価格設定より(儲かる)
⇒使ってもらえるからお店の名前知ってもらえる(儲かる)
⇒美味しかったらリピートしてもらえる(儲かる)
⇒美味しかったら実店舗にも来てもらえるかもしれない(儲かる)
!!!( ゚д゚)ハッ!!!!
儲かるチャンスがたくさん!!!
顧客目線したら儲かってる!!!!!!( ゚д゚)ハッ!!!!
一方で顧客目線を考えずに金額設定している店
⇒初回ユーザーはまずクーポンを消費したい
⇒クーポン使えないから選ばれない(終わり)
儲かるチャンスが逃してる!!!
顧客目線は顧客のためならず、
自分が儲かるからやってるんだなぁと思った次第でした。
ブログやTwitterやインスタでの情報発信についても同じことが言えますね。
受け取る側が分かりやすかったり見やすいように,
紹介するサービスの直リンク貼ったり画像で分かりやすくしたり、文章読みやすくしたり、素早い情報発信だったり、それはユーザー目線であるんだけど、
そうすることでフォロワー増だったり認知度上がったりっていう自分にメリットとして返ってくると。
ということでやたら親切な人には気をつけろという話でした。